「生物学におけるランダムウォーク」を理解する (1.20)

 

次に求めたい数式(1.20)は,<k2>です.(1.18)を求めるときと同様に,

を考えます.(1.18)と同様に,
k=0,の場合,<k>=0となりますし,

なので,

となります.また同様に,
 m=k-1,s=n-1
と変換すると,総和の範囲は,
 k:1 -> n
 m:0 -> n-1=s

となりますので,

となります.ここで,k=1+m,なので,

を求めることができました.


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